農業用水水管理システム
背景
インドネシアでは農業人口の減少により、全国20万キロメートルの長さを誇る農業用排水路の監視が非常に困難になってきています。従来の水管理システムではサーバを個別に用意する必要があり、その為、機械が古くなると修理が必要になりますが、PCのOSやサポートやソフトウエアのバージョンの変更で修理ができなくなることが多くなっています。
課題
農業用水路の維持管理は夏に集中し、一年中使用するものではないため、その維持管理費を節約する必要がありました。
結果
SESAMEシステムはSIMフリーの機器であり、通信費を節約できると同時にすべてのデータをクラウド上で管理することができます。
過去のデータも簡単にクラウドデータベースより呼び出し、比較することができるため農業用水路の運用における問題点を明確にできます。データが貯まってくるとAIを活用した管理も可能と考えます。
設置写真
各写真をクリックすると拡大します。